映画の感想 ドクター・ストレンジ
MARVELブランドの例にもれず良作。
ストーリー構成は至ってシンプルで普通の人間が(今作の主人公はこの普通の人間だった時代でも既にアベンジャーズやその敵達の目に止まっていたが)修行してヒーローになる、といった感じ
エンシェント・ワン(主人公に魔法教えてくれる人)に初めて会う時、幽体離脱させられるシーンがあるのだがここが凄い。ヤク中がクスリ入れてハイになったときの脳内のような感じ。説明できないめちゃくちゃサイコなシーンなのでぜひここは見てもらいたい
終盤一歩手前のシーンで物理法則を無視し、ニューヨークの街をグニャグニャ変えてくシーンがあるのだがここのCGが凄い。
最終的にこんな感じになる。ニューヨークの街が変化するシーンをカットしたりカメラワークでごまかしたりせず、ここまで変化するシーンをダイナミックに映してくれる。途中でアベンジャーズの拠点も映ってた
最後の方、時間を巻き戻すシーンがあるのだがここも凄い。戦いながら壊れた街を時間を巻き戻し直すのだが非常に長いシーンとなっている。ここでの映像表現も凄いので見てもらいたい
ラスボスは主人公の説得に応じる雑魚。ここは主人公の能力がチートだから仕方ないね。あと主人公の相方っぽい奴も役にたたない雑魚。
ストーリーは途中までは良かったが最後が尻すぼみといった感じ。映像表現は最高峰の映画。主人公がチートすぎるが新しいアベンジャーズでも多分チート能力持ったまま登場する。キャプテン・アメリカがますます要らない存在になってくる。あとエンドロールでソーが出てきた。おそらくソーの新作映画かインフィニットウォーへの布石
言葉にできないシーンが多すぎる映画なので絶対見て欲しい。マジで映画館で見たかった
映画の感想 X-MEN アポカリプス
随分前に監督の名前見た途端見る気無くした作品。今更ながら視聴
監督はブライアン・シンガー監督。この人が関わったアメコミ系の映画は大体爆死してる。X-MEN1と2、スーパーマン・リターンズ。
マシュー・ボーン監督のX-MENファースト・ジェネレーションは非常に良い出来だったがその続編であるX-MENフューチャー&パストを再びブライアン・シンガーが作って大不評だった。
一生アメコミに関わらないでほしい。ユージュアル・サスペクツみたいな映画作らせれば大体高評価な人
こういうわけでこの人のアメコミ映画は見ないと決めていたのだが訳あって見ることになった
結論から言うと、X-MENシリーズの一つの区切りとしてはまぁいい出来だった。最初のX-MENより時系列的に前の話と考えると色々矛盾が生じるけどアメコミだし仕方がない
これ割りとみんなに見て欲しい映画なので可能な限りネタバレは控えるけどマグニートーとハゲが和解するところもちゃんと書かれていたしストームが敵側ってのが以外だった。ただ展開が詰め込みすぎってのは前評判でもあったし俺もめちゃくちゃ感じる。特にウルヴァリンが活躍するシーンは全然関係ないしカットでよかった
マーベルシリーズが好きなら見てよし。ちなみにウルヴァリン3が今年上映予定
映画の感想 イングロリアス・バスターズ
なんとなく見ようと思っててずっとスルーしてたイングロリアス・バスターズを見た
タランティーノ監督の作品の中で一番おもろいと思う。史実に基づいたような作品だが史実と全く違う結末の歴史を迎える作品
この映画は第二次世界大戦時のナチスの物語でタランティーノ作品らしくだらだら話したあとに銃撃戦が起こったり誰かが死んだりのアクションが起こる。
簡単なストーリーを言うと、ナチスに家族を殺されたショシャナという人がナチスの高官たちに復讐しようと計画。一方、ナチスをひたすら殺してる秘密の部隊「イングロリアス・バスターズ」もヒトラー暗殺を計画。二人の計画の行方はどうなるのか、という感じ
わりと残酷なシーンもありなかなかの迫力。歴史を無視して復讐をテーマにここまでいい作品を作れるのは流石タランティーノ監督といったところ。少々会話が長すぎてダレるところもあったのが少し残念
映画を見てるときの緊張感は凄まじく、裏があったり意味のない会話を巧みな話術で話して視聴者の緊張を最大まで張らせた所でアクションが起こる。一種のカタルシスを感じることができる
色んなものを詰め込みすぎていて情報量が多いがおすすめの作品
映画の感想 ドラゴンボール EVOLUTION
今日見た映画二本目
なんかクソ真剣に漫才やってるのに全く笑えなくて逆に申し訳なってくるあの感じ。作ってる奴らは真面目に作ったんだろうけど見るならオナニーでもしてたほうが100倍マシ
これだけしか書けない。この映画を見た俺が悪かった
映画の感想 スリーハンドレッド
勧められたスリーハンドレッドを見た。内容としては史実であるペルシア戦争中のテルモピュライの戦いを映画化したって感じ
結論としてはかなり面白かったけどアクションとして期待してたほどではないかな。でもかなり良かったものではある
期待していた程ではないとか書いたけどあくまでアクション物としてであってドラマ物として見ればかなり評価できる。
個人的にこういうドンパチ系の映画はアクションにどれだけバランスを傾けるかで大方の評価は決まって行くんだけど、この映画はどっちかっていうとドラマ部分に舵を引いた印象。スパルタがどんなものかを書いたような作品になっている。
俺が過度の期待をしすぎたのが悪いんだけど前記した通りアクションよりドラマって感じの映画だったのでガチガチのアクションを期待していた身としては少し消化不良感が残った
それでも中盤からはそこら辺の大作ぶったゴミ映画と比べればかなーり興奮できるアクションがたくさんあった
例えばペルシャの大突撃をファランクスの盾で止めるシーン。少数の部隊で大群を蹴散らすところはかなり爽快。
まぁつまりはアクションは100点ではないけど壁は超えてきたって感じ
見るか迷ってるなら絶対見て
映画の感想 スーサイドスクワッド
気になっていたけど公開当時は見に行かなかった「スーサイドスクワット」をこの前実ました
スーパーマンやバットマンの所謂「DCコミックのヒーロー」たちの世界の悪党がチームを組んで世界を救う映画です。主にバットマンにやられて刑務所に入れられてる奴らのチームです。
序盤でそれぞれのキャラの紹介。中盤でスーサイドスクワット結成。チームの紆余曲折。後半でチーム一丸となって大きい敵に挑む。といった構成でした
結論から言うと駄作。100点中10点のような映画
マーベル映画(ウィンターソルジャーやアベンジャーズなど)とDC映画(上記)はお互い意識して似たような映画を作ってるようですが、マーベル映画は良作ばかりなのになぜDC映画はここまで駄作を連発するのか
真面目にレビューしていきます
まず、このスーサイドスクワットの悪党たちはそれぞれがすごい能力を持っているわけです(火を操ったり、射撃の命中率100%だったり、ブーメランが上手かったり)
しかしその能力を全く生かさないストーリー構成でした。アクションシーンも全然興奮しない。一応数人は能力使うんだけど全然活かしきれてない
ブーメランめっちゃ上手い人はブーメランにカメラ乗せて偵察をするんだけど即効でバレる。射撃上手い人もマジでただ撃つだけ。あとは女がただバット振ってる。炎操る人はわりと頑張ってた
同じ雑魚を同じ方法で倒す。そしたらいつの間にかラスボス。なんか友情見せて勝利。マジでこんな感じの映画。なんで悪党たちが友情とか感じちゃってるの
ストーリーゴミ。アクションゴミ。これみてからシビル・ウォー見たらどんだけシビル・ウォーが素晴らしいかわかるような映画でした